その保存方法、本当に安全ですか?産み分けで後悔しないために

 

産み分け、着床前診断

 

着床前診断(PGT)を検討される方から、こんな声をよくいただきます。AMHが低めで、1回の採卵では数個しか卵が採れないかもしれない。だから、何度か採卵して、生検細胞を冷凍保存してからまとめてタイに送りたいのです。

確かに、効率よく判断できそうに思えますよね。

ですが、実はこの「まとめて保存→まとめて解析」という方法には、意外と知られていない大きな落とし穴があります。

なぜ−20℃で長期保存するのが危険なのか?

産み分け、着床前診断

PGT-A(着床前染色体検査)で使われる細胞は、通常−20℃で保管されます。ですが、これはあくまで数日〜数週間の短期間で解析機関へ送付されることを前提とした設定です。

長期間保存してしまうと、細胞内のDNAに徐々に劣化が生じ、解析の精度が大きく低下する可能性があります。

まとめて保存によって起こりうる3つのリスク

産み分け、着床前診断

 

1. DNAが断片化してしまう

−20℃では、温度変動や氷晶形成の影響で、DNAが少しずつ損傷していきます

これにより、解析ができなかったり、再検査になったりするリスクが高まります。

2. 採卵期間が延びるほどリスクが上昇

「あと1回採卵すればもう少し増えるかも…」と考えて、3〜4回に分けて採卵するケースでは、保存期間が半年〜1年を超えることもあります。

その結果、解析不能・結果が出ない・読み取れないという事態につながる可能性も。

3. 性別も染色体も「不明」になってしまうことがある

解析エラーが起きると、「異常かわからない」「性別が判定不能」といった状況になり、せっかくの受精卵が移植できなくなることもあります。

 

産み分け 着床前診断

 

なぜ「1回の採卵」で解析を完結させるべきなのか?

生検細胞は、採卵後できるだけ早く解析機関に届けることが、成功率を左右する大切なポイントになります。

ここでは、なぜ「1回で完結」がベストなのか、その理由を解説します。

①国際的なガイドラインも「短期保存」が原則

PGDIS(着床前診断国際学会)やESHRE(欧州生殖医学会)では、−20℃保存は「短期間の一時保管に限る」と明記されています。

長期保存は、本来の用途を逸脱した扱いとされており、臨床現場では避けられるべきとされています。

②国内完結型なら柔軟に治療計画を立てやすい

海外渡航が必要なプログラムでは、採卵のスケジュール調整が難しい場合もあります。しかし、私たちが提供する国内完結型プログラムであれば、必要に応じて国内で再採卵が可能。渡航リスクや長期の休暇取得が不要になり、身体的・経済的な負担を抑えられます。

③弊社独自の輸送体制で「1個から」送付可能

「まとめて送らないとコストが合わない」と思われがちですが、私たちはこの問題も解決しました。独自開発したPCM保冷剤と専用保冷ボックスにより、1つのサンプルからでも−20℃を安定して維持したまま、安全にタイへ輸送できます。

 

産み分け、着床前診断

 

このシステムにより、解析の精度を保ちながら、無理に細胞を貯める必要がなくなったのです。効率だけを求めると、かえって成功率を下げてしまうことも「あと1回だけ採卵を増やしてから…」「細胞数が揃ったらまとめて送ろう」、その気持ち、私たちはよくわかっています。

でも、本当に叶えたいのは、安心して、正確な結果で女の子を授かることではないでしょうか。

解析の精度を下げてまで、効率だけを追い求めるのは、本来の目的からズレてしまう可能性があります。

安全・正確・安心の産み分けのために

産み分け、着床前診断

 

私たちは、「1回の採卵で完結」できる仕組みを整えることで、解析成功率の向上と費用効率のバランスを両立しています。

・1回の採卵で得られた胚盤胞から生検

・採取後1週間以内に解析機関へ到着

・1つからでも送れる明確な価格設定

・国内で完結するため、何度でも再挑戦が可能

この方法こそが、もっとも安全で確実な「産み分け成功の王道」です。

ご相談は無料です。まずはお気軽にご連絡ください

「私の場合でもこの方法が可能?」「AMHが低くてもチャレンジできる?」そんな疑問や不安がある方も、まずは気軽にLINEやメールでご相談ください。

あなたの状況に合った、無理のない方法をご提案いたします。

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