体外受精はもちろんのこと、何故に着床前診断(次世代NGS検査)は高額なのか

多くの夫婦にとって希望の光となる体外受精と着床前診断。
なぜこれらの治療が高額なのか、理由を3つに絞りこみ、説明してみます。

その1. 使い捨ての機材とキット

治療には、精密な機材や特殊なキット(採卵や胚の培養に使う皿、DNAを分析するためのキットなど)が必要ですが、これらのほとんどは使い捨てなんです。それは何故かというと、安全性を保つため、一度使っただけで新しいものに交換してしまうからなんです。これがコスト高になる原因なんです。

その2. 特殊な検査と小規模生産

皆んなが皆んな、着床前診断を希望するわけじゃない。移植前に性別や、全染色体が正常であるかを知りたいわけじゃない。その反面、それを知りたい人、調べなくてはならない人達がいます。この治療は、非常に専門的で特殊な検査になることは皆さん、ご存知の通りです。検査に使用される機材やキットは、一般的な医療機器と比べると、どうしても生産量が少なく、大量生産が難しいため、コスト高になってしまうのです。

その3. 研究開発コスト

これらの優れた技術は、度重なる研究開発を通じてどんどん進化していきます。これには、膨大な研究開発費が投じられます。もちろんこれらのコストも治療費に反映されるため、結果として高額な治療費になるのです。

体外受精で採卵し、受精させて培養し取り出した細胞で着床前診断して正常な受精卵を選び抜くこと。それだけでなく、男女の性別を移植前に知ること。

この医療技術が高額になるのは、大きく分けて上記、3つの理由からなんです。

確かに、高額。

でもこの技術により

1.度重なる流産を防ぎ妊娠できた
2.念願だった女の子を授かった

そんな夢を叶えるご夫婦がいるのも厳然たる事実なんです。これらの治療がタイで出来ること、それが皆様に残された選択肢であること、それらの治療を迷える皆様に提案すること。それがわたしたちの使命。

未来の家族、幸せを守るため、皆様の大切なお金の使い道はどこにあるのか。

今回は、夢を叶えるための値段が何故高額なのか、具体的なポイントを3つに絞って説明しています。

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